No74 自作ブラシレスモーター  その1(〜8/27)です!
情報量が多くなってきまして、表示が遅くなってきましたので、過去レポートを別ページとしました。 
その1は => こちら です。
その2は => こちら です。
その3は => こちら です。
また、最新の現在のページは  => こちら です。


( 製作・テスト編 )
ここからは一番上が最新になります。
2003.08.27  大下さんレポート その3 
大下さんからいろいろなCD−ROMユニットから製作した自作ユニットのレポートをいただきました。
ぜひ、皆さんもご参考にしてください。
<大下さん>からレポート その3
これまで作ったモ−タ−5種類で、巻き線の試作で結構苦労しました。
今は友人に譲ったりして手元にあるのはこれだけです。
モ−タ−画像ですが
左がAOpen、右がTDK1 ベルゼ
左からプラスチック、AOpen,TDK,ベルゼ×2

以下は上記モーターのデータと特徴および感想です。
モータ名
(型番)
ローター径
mm
ステータ径
mm
ステータ厚
mm
重量
特徴・感想等
AOpen
CD952/AKH
27.7 24.5 4.5 20 一番大きくてパワ−でそうです。
特筆はステ−タ−のベアリング受けがプラスチックでとても軽いことです。
ただロ−タ−の軸受けが弱くシヤフトの取り付けは用心。
ロ−タ−に振れがでます。
現在起動確認して機体待ち。
ベルゼ
BCDF563E
26.3 23.2 4 30 0.4mm30T、Etech700S3、APC6×4Eで、
11000回転、5.3A
計算推力係数26で271g合ってるかな?
この中で一番磁力強そうでEtech1200S3で、推力300gが狙えそう。
一番出来がいいみたいです。
近日中にシンプルスピ−ド400に搭載予定。
TDKのCDR
(型番?)
24.8 22.5 3.8 30  0.3mm30T、7.2V、GWS6030で1.8A。
どうも発熱が多くおかしい。
進角と負荷のバランスを考えないと使えそうにない。
特筆は最初からベアリング使用で重い。
これだけCD受けが真鍮製ほかはプラスチック
ミツミ
FX320S
- - - - これはお勧めしません。
なんとCD受けがバランスをとるため(フライホイール?)
ベアリングが装着され大変重いです。
ベアリングをはずすと
今度は振動がでてあまり実用にならないようです。
素材モーター
YG-F1G
24 20.2 3 23 (皆さんと同じ?)

またまたの詳細レポートありがとうございました。
ジャンクCDを捜す、で製作する時の目安になりますね。

次回は”シーケンシャルツインユニット”の詳細、テストレポート・・・ほんとか?


2003.08.26  自作ブラシレス搭載機のご紹介 その1 
ツインユニットのご紹介予告でしたが、
皆さんの自作ブラシレス搭載機をご紹介したいと思います。

<原田さんのMP−1>
キレイに飛んでいますね! 機首部のUPです。
「・・・
NiMH搭載 214g
Lipo 搭載 187g

どちらも元気よく飛び、宙返りロールも簡単にできました。
・・・」

元気に飛んでいるようで、自分の事の様ようにうれしくなってしまいます。
詳細は原田さんのHPにUPされています。
皆さん、ぜひご覧下さい。


<橋本さんのBD−5>
プッシャー式です。 50XC搭載の原型機です。

「50XC搭載の機体を元に新規に自作ブラシレス機としてスクラッチする事にしました。
・・・・・胴体生地完成で約30g、3ミリバルサを胴体側板に使った割には軽く出来ました。
おおざっぱな予想では、主翼30g 尾翼10g カバーリング10g 計80gです。
これに、モーター30g、バッテリー50g、サーボ20g、受信機10g、リンケージ10gとして、
ちょうど200g!
ただ、バランスあわせに機首に幾分のバラストが必要だと思います。
翼面積は7.26 仮に220gですと翼面加重は30.03gです。


・・・で、なんで2機かといいますと、

1機作るも2機作るもこのクラスでは大して変わりはありません。
トリさん、いりませんか?

とお誘いを受け、橋本さんのご好意に素直に甘えさせていただいた次第です。

こちらは気ままな飛行機インプレ自作ブラシレス専用機? BD−5として、
新たにレポートしていきますのでご期待下さい!

次回は
大下さんレポートと
”シーケンシャルツインユニット”の詳細、テストレポートで・・・?


2003.08.25  ユニット詳細とプレストその2 
今日は詳細の説明です・・・・と思ったのですが、
よく考えてみると前回の画像がすべてで、
画像を見ていただければすべて説明されていますね。

そんな訳で、
思いつく部分をかいて見ます。
・真鍮軸受けとステイターを接着した
 今までは軸受けから巻線ステイターを交換することでテストしていたのですが、
 何度も取り外していた結果、
 軸受けがやせて?きて、回転テスト中にステイター自体が回転してしまいました。
 もちろんそうなると外部に出ている3本の巻線もグチャグチャに・・・・。
 そんな訳で接着してしまいました。
・アルミマウントを取付けた
 軸受けとステイターを接着してしまうと、基板を利用したモーターマウントでは、
 巻線の交換が出来なくなってしまいます。
 そこで苦肉の策としてアルミマウントを突っ込みました。
・アルミマウント棒を接着した。
 アルミ棒マウントも使いまわしが出きるように思っていたのですが、
 ある時アルミがすっぽ抜けて飛び出してしまい、
 巻線ーアンプ線を巻き込んでグチャグチャになってしまいました。
 そのため、軸受けとアルミマウントも接着しました。
とやっていくと、
必然的に”ブラシレスモーター本体(巻線ユニット部)”の完成となるわけです。
ステイター、軸受け、アルミ棒マウントを接着したわけですが、
こうなるとさらにいい点が出来ます。
巻線の背面部(巻線終端の基部)をエポキシで固められるのです。
このとき巻線終端部に収縮チューブをかぶせて、
エポキシで固めると巻線保護・強化をする事が出来ますね。

後は”ブラシレスモーター本体(巻線ユニット部)”を各種作っておけば、
モーターマウントのネジさえ緩めれば、簡単・短時間に巻線ユニットが交換できます。
ちょっとくどいですが、再度紹介します。
機体に搭載した状態です。 ユニット部を外しました。

ブラシレスモーター本体(巻線ユニット部)
これさえ作っておけば、現場でも交換が簡単に出来ます。

但し・・・13g重量が増加しました。
250g台の機体だと、5パーセント増加したことになります。
これはちょっと痛い・・・。
<プレスト その2>
巻線は前回と同じ0.35mm25T、電流値は3.7A。
但し、モーターユニットが複雑化したこともあって、
重量が256g=>269gへ増加してしまいました。
飛行前からこの5パーセントの増加が気になっていましたが、
やはり案の定上昇力に現れました。
280ダイレクトよりは力強いのですが、あきらかに前回よりもダウンしています。
ただ、どうも最近LI-POの調子が良くないので、原因はこちらかもしれません。
また、推力-重量バランスが低いため、どうしてもスロットルハイが多くなってしまいます。
このことから、もう少し浮のいい小型機の必要性を感じました。
全備重量200gを切るといいかもしれません。
1/2SeaDog復活させようかな・・・・?


2003.08.21  巻線評価ユニット完成? 
これまでいくつかの巻線を作っていましたが、電流値の測定が中心のテストだったため、
今回は
1)実際に機体に搭載出来ること。
2)簡単に機体変更が可能な事。
3)巻線ユニットの交換が容易な事。
を念頭にユニットを作ってみることにしました。
(せこいですが・・・自作ブラシレスキットでテストするにはちょっともったいないので・・・・)

前回プレストに搭載したマウントですが、
使ってみていると
マウント後部 マウント取付け 完成機首部
・マウントと回転部が接近しているため、巻線終端で切れる心配があった。
・回転部より外側で機体にネジ止めするため、機首部にある程度の幅が必要。
・マウントに巻線終端を固定しているため、巻線ユニットの交換が不可能。
このような不便がありました。
まあ、かなり短時間で製作したこともあり、
現物あわせのところがありましたので、これはこれで改良点がわかった事でよしとします。

そして新ユニットですが、
お手軽・簡単仕様ですので、ベル部分は素材を使っています。
こんな感じです。

もう少し詳しく紹介します。
この新<巻線評価>ユニットはプロペラとアダプタ部分は別にして、
・回転体部
・ブラシレスモーター本体(巻線ユニット部
・マウント部
と大きく3つの部分に分かれます。
機体搭載状況(プレストに搭載しました)
プレストに搭載した状態です。 ユニット部を外しました。 マウント部です。

ブラシレスモーター本体(巻線ユニット部)
モーター部本体 回転部と巻線ユニット部です、 巻線ユニット単体です。

巻線評価ユニット全体
マウントとモーター部本体。 上から・・・ 横から・・・

いかがですか?
そして詳細ですが、
・・・・・スミマセン、ちょっと疲れたので今回はこの辺でご勘弁を。

<今回の一言>
ね・ね・眠いです。
ヤッパリ評価テスト用の機体が欲しい・・・・。


2003.08.19  <大下さん ゼロ戦>レポート ! 
大下さんから待望のゼロ戦レポートをいただきました。
モーター先行でしたが、これで機体が増えてくるとうれしいですね。

画面では分かりづらいですが、
主翼はグラス入り荷造強力テ−プで補強してあります。
ESCはLIPOの上に貼り付、
ELサ−ボはキヤノピ−に埋め込であります。
これで重心位置はだいたい合います。
しかしCDROMモ−タ−のパワ−ではもうギリギリの様で、
強いUPを打つと万歳はしませんが目で分かるぐらいしなります。

ゼロ戦レポートありがとうございました。
オーバーパワーと言うか、ちょっと機体強度が足りないんですね。
今度は機体捜しも必要化も知れません。
何かいい機体はないかな?・・・・っと。


2003.08.18  藤村さん レポート
素材キットから作成された藤村さんからレポートをいただきました。

<藤村さん>からのレポート 
その1)
CDROMモーターの巻きなおしが完成しまして回してみました。
ペラがまだ準備していないので,無不可ですが、異常なく回っています。
もちろんモーターの巻きなおしなんて始めてなんで、アンプが壊れないかおっかなびっくりでしたが。
(アンプにLEDが仕込んであるのを知らなくて、光っているのを見て”アンプが焼けた!?”とあせった)

0.35mmUEW線×25ターンでデルタ巻き
アンプphoenix-10tm
kokam2s600mA(7.4v)
新和のイージーテスターで400mAと出ました。
アンプの相性が心配なのと、ペラを止めるのにプラビスより3mmシャフトの方がペラの選択肢が増えるかなと思案中です。


その2)
次の結果が出ました。
APC7×5Eペラを買ってきまして、テストしてみました。
(何種類かほしかったのですが、他には適当な物がないので1種類だけです。)

結果はハーフスロットルで失速。フルスロットルまで回しきれません。
一瞬しか回らないわけですが、バッテリーもモーターもかなり熱くなっています。
プログラムで進角を変えて見ましたがオプションはどれもまるで回らず、
結局出荷状態が一番まとものようです。それにしても使い物にならないので、
ペラを一センチほど詰めてみましたが、それも効果無しです。

さてどうするか??? アンプを買い換えるというのが早そうですが・・
出きれば金をあまりかけずに、ペラを小さな物に変える事でなんとかならないものかと,思案中です。
もしくはターン数を変えて巻いたらなんとかなるだろうか?
でもアンプの相性の問題が決定的であるならそれも無駄ですし、さてさて・・・・


藤村さんさんレポートありがとうございました。
スピコンの悩みの件ですが、
現状私のわかる範囲でレポートしますので、参考にしてください。
<Phoenix10 気ままなレポート!>

(Phoenix10のクセ?)
個人差があると思いますが、私も同じような現象を経験しています。
他のスピコンと較べる事が出来なかったため、
巻き方や接続、設定が悪いのではないかと、かなり悩みました。
さすがに打つ手がなくなりハッカーマスタースピコンを入手しました。
そこで、やっとPhoenix10スピコンとの相性の問題ではないかと判明・納得しました。

あくまでも私の場合ですが、
スター(Y)結線、0.35mm25T,Phoenix10進角設定”3”で
電流3.8Aで調子よく回っています。
他の線材や巻数も変更してやっているところなのですが、
どれも4Aを超えるとストールしてしまうようです。
ペラの負荷を換えても同じでした。
進角設定1、2では上手く回りませんでした。

私の現時点での経験上からすると、
”Phoenix10では4Aを超えない設定にする必要がある”ようです。
ちなみにハッカー/マスター(手持ちは30Aタイプ)のスピコンだともっと大きい電流値でも回ります。

ですが、・・・確かに回りますがすごい発熱で、私の感じでは使いたくない温度になってしまいます。
デルタ結線も<パワーが出る=電流値が高い>ためにおこなっていません。

ペラも7インチはちょっと大きいかも知れません。
8/18現在、GWS6030がいい感じ?です。

(Phoenix10のスロットル範囲設定)
基本的にスロットル範囲は自動で設定されますが、
このときスロットル”ハイ”で4Aを超えていなくてもモーターがストールする場合があります。
この場合はストールしたら一旦スロットルを下げて徐々にハイに持っていってください。
これを何回か繰り返すとPhoenix10が学習する?らしく、
スロットルハイを示すランプが正常に点燈します。
私はこの作業を<ブラシレスの”慣らし”>と勝手に呼んでいますが、
これが終わらないとスロットル操作に回転が追従しないようです。
(ハッカーマスタースピコンでは現象は見られないようです)

近日中に大下さんのCD−Romモーター搭載”ゼロ戦”が姿をあらわします。
レポートもご期待下さい!


2003.08.16  Fankyレポート その3 
Fankyさんからレポートその3をいただきました。

<Fankyさん レポート> その3
”CD”のモーターカンをそのまま使う裏技?です。
うまくするとアルミ製のカンを省略してもう少し安くできるかもしれません。
(人によっては手間を惜しむかも・・・)

要はそれぞれの方法で外したモーターカンのCDマウントを小さくしてネジ切りしたシャフトを取り付けるだけです。
特別な道具は使わないので多くの方にお試しいただけると思っています。


まずは余分に出っ張ったプラをサンドペーパーで平行に削ります。カンの
真中にある金属ワッシャー(画像1)は平行度を見極める目安になるので外れないよ
うに瞬間接着剤で補強しておくといいでしょう。


平行に削ったあとで使わない円周部分をカットします。大まかにはニッ
パーで仕上げはカッターで十分かな?


ツーリングカー用のダンパーシャフトをモーターカンに瞬間接着剤で接着。
タミヤ:SP−601 CVAダンパーUピストンロッドを使用)


GWSのペラを取り付けてみました。
Fankyさんレポートありがとうございました。
私もいろいろパーツを探し回っています。

(ご注意)
シャフトの接着は自己責任で確実に行ってください。


2003.08.12  自作ブラシレス と 橋本さん、金子さんレポート 
プレストに搭載したモーターの詳細画像をUP致します。
線にはヒシチューブをかぶせて、根元はエポキシで固めています。
モーターマウント部分ですが、これは元の基板を加工しています。
機体への取付けは4個のタッピングビスで行いました。
今回はプロペラバランスが悪かったらしく、振動でメタルベアリングが擦り減ってしまったようです。
部材も十分にありますし、簡単に取替えられるので問題はありません。
ボールべアリングに変更するとさらにいいですね。

大下さんがユニオンのゼロ戦で使用していると聞いて、
早速手持ちに機体に合わせて見ました。
ゼロ戦の先端はくり貫いています。
なんと、合わせたようにピッタリです。
機首が円いタイプの機体にいい感じですね。
これで作ってしまおうかな?

今回は<金子さん、橋本さん>からレポートをいただきました。です。
また惜しげもなく?公開します!
<金子さん>からのレポート 
適当に0.35mm25ターンで巻いてPhoenix10で回してみました。
携帯電話用のLi-Po2セル、アンプ初期設定でうまく回りました。
ペラは、手元にあったGWS−5030です。
電流はまだ計っていませんが、デジタルばかりでのパワー測定は、105gでした。
適当だったので、皆さんが言うようにストールすると思っていましたが、
綺麗に回りきっているようです。
とりあえず、ベアリング仕様にはしています。
設定変えるともう少しパワーは上がるのかな?
0.35mm25ターンでは、どのくらいまでの測定が出るものなんでしょう?
<橋本さん>からのレポート その3
この休みに、20T 15T をテストしてみました。
詳しいデータを取ったわけではないのですが(取れなかった)
結論から言うとうまく行きません。

不思議なことに20Tは、スターでもデルタでもパワーの面で25Tを上回っています。
25Tの3割増し位は出ています。ところが、ESCが制御しきれないのです。
JESでもストールしてしまいます。
控え目にスターで、GWS5030ペラで、回すと最初はうまく行きます。
フルスロットルでは明らかに25Tよりパワーがあります。
ところがエンコンスティックを動かし最スローにし、再びパワーを入れると、40%く
らいでもう回りません。モーターもかなりの熱を持ちます。
ピーガガガといやな音を立てモーターがストールします。

デルタでは最初から40%くらいでピーガガガです。モーターに異物が入ったかと、
確認しましたがそのような兆候は見られません。
ESCをP10に変えても駄目です。

15Tではまともに動きません。途方にくれました。

その後冷静に事態を分析し、いくつか要因と考えられるものをあげてみます。

1.ただ単に、20T、15Tともに巻き数をまちがえてうまく製作できていない。(濃厚)
2.ペラの回転数がESCの制御可能範囲を超えている。
3.20T・15Tで発生するコイルの磁場が、アウターローターの磁石が持つ磁場に及ばずバランスが崩れてしまう。

「うまく作製できていない」は論外として、
もし原因が3なら、0.35線によるこのモーターの適正巻き数は曲がりなりにも回った20Tと多様なテストが出来、
少しオーバーパワー気味だった25Tの間にありそうです。
(ちょっと疲れた。誰か検証してください)

自作ブラシレスは「ゼロ戦」にピッタリでした。

皆さんのレポートでこのインプレは支えられています。
本当にありがとうございます。

<今回の一言>
・・・・本当にありがとうございます。

次回はなにか急展開が起きる予感がします。
見逃すと後悔しますよ・・・・ご期待下さい!


2003.08.11  自作ブラシレス+プレスト、<豪華>Fankyさん、大下さんレポート 
自作ブラシレスの話しだけでは絵に描いた餅ですので、
無理やりプレストに搭載してテストして見ました。

プレストインプレはそちらを見ていただくとして、
自作モーターは十分実用化に耐える事がわかりました。
280ダイレクトとおきかえる場合を比較して見ますと、
モーター+ペラ重量で-25g、バッテリー重量で-30gほどの軽量化になります。
もっとも、もっと軽い機体に搭載したほうが向いているには違いないと思います。

ここで!またまた豪華レポートです。
今回も<Fankyさん、大下>から素晴らしく参考になるレポートをいただきました!
包み隠さず、また惜しげもなく?公開します!
<大下さん>からレポート その1
私もCDROMモ−タ−の改造をやり始め悪戦苦闘しています。
それでもし良かったら私の持つデ−タ−が参考になればと思い書いています。

ESCはハッカ−マスタ−08−3Pでタイミング10°
ペラはGWS5043でEtech700*2で4.8A6.1V
これでユニオンマイクロゼロ戦が元気に飛んでます
忘れてました素材モ−タ−はHPの物と同じプラスチックのCD受けの物です。
これを0.4mmのホルマ−ル線で21タ−ン巻きY結線。
作りかたはほぼ同じで違うのは私のはベアリングを入れてますそれとシヤフトですが
GWSギヤダウン用の物を使いプッシャ−、トラクタ−どちらでもOKです。
シヤフト径はピッタリで振動はありません。

それと特に感じるのはESCの相性です。
初めはシユルツ25beを使用したのですが
起動不良同調不良と何回も巻き変えましたがダメで、
ダメもとでハッカ−マスタ−を買ったところウソの様に回ります15000回転してもスト−ルしません。
特に起動が良くシユルツみたいに首をふりません。
ちなみに巻き線を1回ぐらい間違えても回ります。

で今は56倍速のモ−タ−で入力50Wぐらいのやつを作り楽しんでます。
磁石張替えより安くてパワ−が出ますよ重さ30gぐらい。
<大下さん>からレポート その2
デ−タ−を取り直しました。
前回のは充電してだいぶたったものでして、
LIPOの限界の5A6V付近をテストしたときのものです。

以下ゼロ戦の詳細です。
重量158g受信機R114F,サ−ボGWSPico*2,バッテリイ−Etec700*2
プロペラGWS EP−5043,ESC ハッカ−マスタ−08−3P
モ−タ−プラスチックCD受け物、21タ−ンY結線、0.4PEW線
充電初期5.1A,6.7V入力約33W結構バッテリイ−が熱くなります。
モ−タ−はカウリングを外していれば暖かいかな?という程度。
飛びはキュ−バンエイトからロ−ル、ル−プ、を水平飛行から加速無しでOK。
ダブルル−プも楽々こなしますただ小さいです・・・。
ちなみにGWS5030で13000回転回ったとデ−タ−ノ−トに書いてありましたが
未整理なのでどうかなと?。
それと計測器はアストロのワットメ−タ−101です。
<大下さん>からレポート その3

HPをみて私の作り方と違う点をすこし書いてみました。

1、裏側のフタの取り方ですが2mmぐらいのドリルで真ん中から少し外れたところに
  穴を開けキリの様なものでフタを剥ぎ中のワッシャを取り外し磁石部分を外します。
  そして残ったフタは金鋸で切り落としサンドペ−パ−で裏側を平らにします。
  後でここに3*6フラジ付きベアリングがはいります。
  後ろから押せばステ−タ−部分が取れます。

2、シヤフトはGWSギャダウン用でEPS−6ACで、
  Eリング、ぺラ取り付け用ナットワッシヤ等が入ってます。
  これをCD受けに付いてるワッシヤ使ってはめます。
  ワッシヤはPPX3等でプラスチック部分とシヤフトを接着します。
  空回りや振れが出る場合は3mmのホイ−ルストッパ−でとめて接着。

3、ベアリングの装着ですが裏側は一寸きついですが簡単にガタなくはいりますが。
  メタルべアリングが邪魔してはいりません。
  打ち抜いてこれも100番ぐらいのホワイトサンドペ−パ−で削てまた嵌めます。
  又3*6ベアリングを使用してもいいですね。
  (これもGWSのギヤダウンユニット用です)
 
4、モ−タ−マウトですが基盤削って使ってます。
  コイルに直にエポキシ、瞬間で貼り付けてます。
  給電用の配線ですが基盤に2mmの穴を3個あけ、折り返した線にヒシチュ−ブを被せて使ってます。

5、シヤフトの振動ですが、
  シヤフトの打ち抜きに失敗してガタガタでなければペラを疑つた方がいいと思います。
  GWS、ユニオン、タイヨ−、など使いましたが酷い物が多いようです。
  変な音がする時はバランスを取ってみるといいです。 
  ウソのように綺麗に回ることがあります。(APCは流石良いですね)
  ちなみにテストの為買ったペラ15種類使えないペラ半分。
<Fankyさん>からのレポート その1
モーターシャフトですが、電動カー用ダンパーシャフトを使うことにしました。
直径が丁度3mmでねじ切りとEリング溝の加工がされています。
使わない手はありません。
これをモーターカンにボール盤を使って圧入します。
これでいろんなプロペラを付けられます。
しかもお尻はEリング止めが効くのでかなり安心できます。

次に心配なのはエナメル線の処理です。
あるときポロッっと折れかねませんから薄手のFRP板でワイヤーホルダーを製作しました。
エナメル線を2回ほど穴に通して半田付けすることでポロリ対策になるかと思っています。

後はモーターマウントです。実はこれが難点なんです。
構造上シャフトと本体をEリングで止めてからパイプを取り付けなければなりません。
つまり、分解するときは壊すとき?ってことでしょうか・・・。 
CDモーターの記事でよくわかったのですが、HPには僕とよく似たことを考える方が沢山います。
これは楽しいし、嬉しいです。(お友達が増えそう!
<Fankyさん>からのレポート その2
スケベ心(?)が働いて磁石を変えようとチャレンジしました。
(この時点では”ウエットマグネットなんかは使っていない”と信じて疑わなかったのです・・・)

まずは他所から持ってきた40倍CDのカンをシンナーに漬け込みました。
ところがどっこい一晩置くとシンナーに侵されてマグネットは
モナカのような柔らかさ、触ると見事に崩壊しました。
(注意)
いろいろなモーターがあると思いますので、
一概には言えないとです。
あしからず・・・。
崩壊したマグネットを見ると怪しい光具合。
どうやらネオジウムを使ったウエットマグネットのようです。
CDのマグネットが焼結されたドライマグネットだと思い込んだのが僕の敗因。
最近のカン(速度の速いもの)には樹脂で固めたウエットタイプのマグネットが多いようなので
取り外しをお考えの方はご注意を!

私も「ゼロ戦はいいかも?」と考えていましたが、
大下さんの機体が元気に飛んでいると聞いてチャレンジする勇気?が湧きました。
また、レポートも大変参考になります。

Fankyさんのレポートですが、本人はいやがって?おられたのですが、
特に私のほうからお願いしてUpさせていただきました。
成功例ばかりではなく、失敗例こそ次回への成功につながると思ったからです。
逆にFankyさんのチャレンジ精神に頭が下がります

<今回の一言>
私の出番は、引っ込んでます、ハイ・・・。

次回は橋本さん、金子さんのレポートをUPします!
まだまだ続きます・・・・ご期待下さい!

2003.08.08  0.35mm25ターンテスト2と感激の<橋本さん>レポート 
今日はペラを交換してみました。
GWS4540プロペラで前回よりも負荷を軽くしました。
モーターは0.35mm25ターン、スピコン(Phoenix10)のタイミングは設定3です。
 プロペラはGWS4540!

結果3.7A、推力106gでした。
また、回転数制御も滑らかで今まで出一番スムーズでした。
モーターの加熱もほとんどありませんでした。

ここで!またまた豪華レポートです。
<橋本さん>から素晴らしく参考になるレポートをいただきました!
もちろん包み隠さず、また惜しげもなく?公開します!
<橋本さん>からレポート その1
CDROMモーター あっけなく起動しました。
データを取りましたので、参考になれば幸いです。

モーター 25T  スピコン JETI JES-18-3S(何が起こるかわからんので大容量)
バッテリー Nicd 500AR 7N 8.4V (これも本来リポにしたいところですが大電流が流れても大丈夫のように)
計測方法 モータの基部をバイスで固定し、ローター部は差し込んだだけ、クランプ型の電流計で計測、
スピコンとモーター部はわに口クリップで接続。
回転計は簡易型のため電灯光の下では作動せず。

・無負荷状態(ロータのみ)
デルタ結線 6.0A 「ヒーン」とすごい勢いでまわる。数分まわした後、各部を点検かなり熱を持つ。
特にシャフトがやけどしそうに熱い。
スター結線 0.4A あまりの低電流に計測器の故障を疑う。デルタほどではないがかなりの高回転。
ほんのり暖かい程度

・GWS 7060ペラ
デルタ結線 40%スロットルで既に7.6A、ハーフで8A超え、その後モーターがバイス
からはずれ、計測不能
スター結線 60%で7A その開度でしばらくまわすと回転が落ちる。
点検してみると、ローター全体がとても熱を持っている。
熱でストールしたようだ。実用にはならない。

・GWS 5030ペラ
デルタ結線 フルスロットル 8.0A やはり数十秒で回転数ダウン。
発熱多しスター結線 フルスロットル 3.0A 好調に回転、かなり推力も出ている模様。
スロットルワークにも追随。ストールの気配なし。

結果 25Tでは スター結線で小さめのペラで好結果。
扱いやすいプッシャーモータの誕生

でも、私は7インチ以上ペラを優雅にまわす、トラクタータイプを求めているので、
実験継続。現在20Tを作成中。
課題:トラクタータイプの場合ローターの固定をどうするか?
今回はペラを逆に付けプッシャーにしたので、差し込んだだけでも計測できたが、
トラクターでは竹とんぼになってしまう。
オリジナルのナイロンワッシャでは支えきれないのではないか?
<橋本さん>からレポート その2
JESとフェニックスのESCの比較テストをしてみました。
やはり、予想通り、フェニックスでは不調が見られました。以下実験結果です。

基本項目
モーター CDロムモータ 0.35線 25T
バッテリー E-Tec 1200mA 2s2p(2セル直列7.4Vパックの並列使用)
 昨日はNicd 7N 500AR でしたが、実際に使用するバッテリーに近づけました。
 リポを並列に使用したのは、不意の大電流でバッテリーを損傷しない為の保険です。
比較ESC
 JETI JES-18-3S 
 フェニックス10( ※フェニクスは多様なプログラムが可能ですが工場出荷状態でテストしました。)
 計測器 メイト2000(イージーテスターの名前で販売されているもの)

計測結果 
 スター結線
ペラをつけない無負荷状態
 JES 0.4A
 P10 0.3A
  両方とも良く回る。回転音からJESのほうがよりまわってる感じ。
GWS 5030
 JES 2.6A〜2.7A
 P10 80%スロットルで2.2A その後失速
  JESは回しきってる感じ、P10は80%くらいまではリニアな反応だが、ある点を越えるといきなり失調する。
グラウプナー 5*5(400クラスパイロン用ペラ 無謀?)
 JES 4.0A〜4.2A
 P10 80%スロットルで2.7A その後失速
  JESはフルスロットル可能、結構推力出ている感じ40秒連続フルスロットル後でもほんのり暖かい程度。
  実用可能か?
  P10はGWSのときと同様、ある程度まではリニアに反応するものの、
  ある点を越えるといきなり、いやな音を立てて失調、失調後は1.7A程度の低速になる。

デルタ結線
 無負荷
 JES 4.6A
 P10 0.7A
  昨日もそうだったが、デルタの無負荷でJESは異様に電流値が高い。なぜ?
  P10もフルスロットルで安定 
 
GWS5030
 JES 7.6A
 P10 4.8Aまでリニア、後失速
  JES かなりの迫力 相当推力出ている。
  実運用では、E-Tec1200 でどうやら可能な範囲か。モーターかなり熱を持つ。
  P10 ハーフスロットルで失調

グラウプナー5*5
 JES 10.2A
 P10 5.3Aまでリニアに反応、後失速
  JES 怖い。 10Aも流れたら、バッテリーは2P2Sでないと使用できない。
  ちなみに 5*5は、
  手持ちのパイロン機では400クラスダイレクト Nicd 7N(8.4v)500AR で13A流れます。
  7.4vで10.2Aということは 400クラス並みのパワー?
  ただしモーターはあっちっちです。 実用できるか不明です。
  P10は相変わらずハーフ前に失速

 以上の結果から、P10は回転数についてゆけないのではないか、とでふと思って、
 デルタでGWS7060を回して見ました。

デルタ
 GWS7060
 P10 11.8A!
  フルスロットル可能でした。ただし、ペラを回しきってる感じはありません。
11A以上も、こんな小さなモーターが消費したら、化け物です。
短時間(15秒ほど)でローターは非常に熱を持ちました。
この組み合わせでは磁石の張替えも必要になるでしょうね。

以上の結果 25Tの場合
 JESで穏やかコースで スター結線 GWS5030
 張り切りコースで デルタ GWS5030 が有望のようでした。

ただし、P10はプログラム可能ですので、設定によってはJESより良いものがあるかもしれません。
あくまでも工場出荷状態ではという前提です。

別件
トラクター化について
 昨日模型やで物色していたところ、車パーツに使えそうなもの発見。
 1.田宮の 品番 Op-301 TL-01 ステンレスサスシャフトセット
   3mmステンシャフトの両端にEリング用の溝が切ってある。
   長さは各種あり Eリングつき 定価400円
 2.HPI フランジつきサスシャフトセット 300円
   3mmシャフトの片端がフランジ もう片方がEリング溝加工
オリジナルのシャフトは裏からたたけば外れるので、
上記に置き換えEリングかフランジ側をモータ側に使えば抜け止めになる。
両方とも3mmちょうどでローター部分の穴ともしっかりはまる。
そこに瞬間を流せば固定は十分?後はコレット型のペラアダプターを使えばOK
難点は両方とも少し長すぎる点か?

PS:
20Tは回りませんでした。おそらく巻き数を間違え9極のバランスが崩れているせ
いだと思います。巻きなおしてみます。途中で横槍が入ると必ずと言っていいほど巻
き数間違える。

橋本さんレポートは素晴らし過ぎですね。
スピコンの比較もこれ以上ないくらい参考になります。
こういう比較したレポートってないですよよね。
感謝!感謝!です!

私も橋本さんも回転数は測定していませんが、
推力と電流値は比例に近いようですから、そこそこ予想がつきますね。(本当か・・?)

<今回の一言>
私の稚拙なレポートが恥ずかしい・・・・。


2003.08.07  0.35mm25ターンテストと<たまやん>のアドバイス 
製作編をUPしようかとも思ったのですが、皆さん製作のほうは問題ないようなので、
テストレポートをUPする事にします。
今回は0.35mm25ターンをテストしてみました。
まず、前回のストール問題を解決すべく、スピコン(Phoenix10)のタイミング設定を変更してみました。
(8/6の成功?は某所でJeti/ハッカースピコンでテストしました)
結果
・設定1はまったくダメ
・設定2はストールが2Aでおこる
・設定3では4Aでストール
ですが、4Aは目標電流値でしたので、これでOKとします。
今回製作したモーターです。
手で持ってテストしてます。
止まっているように見えますが、
かなり高速で回転してます。
このときの電流値です。
まだもう少し上がりました。

まあ、こんなものだろうとテストベンチに乗せてみました。
で、気になる推力ですが、
今回も回っています!

(それにしてもキタナイテープ止め!)
見えますか!?

< 116g >

と出ています。

モーターの固定がいいかげんでしたので”116g”という値ですが、
実際はもう少し出ている感じです。
また、また、ペラも重いAPCですので、
もう少し軽いタイプだとまた違うかもしれません。
まあ、目安のにはなりますね。

さて最初に”4A”が目標と言いましたが、
現状のLI−PO等のバッテリーと機体サイズ・重量を加味すると、
パワーを出すために大きなバッテリー=>重量増となったのでは、
せっかくの軽量自作ブラシレスの意味が薄れるかな?と思った次第です。
もっとも、将来的には考えが変わる可能性も大きいですが・・・・。

ここで!豪華レポートUPです!!
<たまやん>から素晴らしく参考になるレポートをいただきました!
もちろん包み隠さず、また惜しげもなく?公開します!
<たまやん>からのアドバイス

(Pheonix10でストールする件を相談しましたところ・・・)
> このような現象はありましたでしょうか?
> また、原因は何か予想できますでしょうか?
> スピコンのクセ・設定でしょうか?

そこまでひどいのはあまりありませんが、
これはスピコンとモータの同期が取れていないと起こります。
原因は次のうちのどれかと思います。
1)巻き線とモータ磁石のバランスでkv値(知ってますよね)が高くなり杉で
  負荷の要求(つまりペラの大きさ)に出力が追いつかない場合。
2)スピコンのタイミングが早すぎてkv値が高くなり杉て・・・以下同文
3)電源電圧が足りなくて所定のkv値を満たせないので回転が頭打ちになる。

今回は1と2の合わせ技な感じがしますけど。
ブラシレスモータはスピコンで回転磁界を作りその回転数に磁石が追従する形で回転をします。
従ってスロットルで磁界の回転数を上げても磁石が着いてこない(負荷がデカ過ぎ)と
”脱調”といってモータがストールし回転が落ちて止まります。
負荷が重いか回転磁界のタイミングが早すぎなのかはスピコンに設定があれば試してみてください。

うちでもJETIのゴールドでは脱調で回転がストールするヤツでも
ハッカーマスターのモード3とか4とかでいきなり絶好調になる事が確認されています。
同じハッカーマスターでもheli用より普通の方が良いです。
今やっているのは0.2、20Tの3重巻きでハッカーマスター30−3P
のモード3、周波数デフォでGWS6x3を8セル500ARをつないで
12300rpm位4.8Aで安定します。

磁石の張り替えまでは必要ないと思います。
あれはスピコンに合わせてkv値を調整しているのだと思いますが、
スピコン側で出来ればやることはないです。

またまた、たまやんに助けていただきました。
感謝!感謝!です!

スピコンも先に相談すれば良かったかも・・・・?
ちょっと後悔しています。


私と同じスピコンを購入したかたで、上手くいっている方法があれば教えてください!

<今回の一言>
先達者の話しには素直に耳をかたむけよう!



2003.08.06  04mm20ターンテスト 
まず訂正します、
昨日0.5mm15ターン、2Aで推力100gぐらいと書きましたが、
テストベンチに載せたところ65gでした。
いかに手の感触がいいかげんであるかを思うと共に、訂正させていただきます。
ですが、これだけでは終わりません。
製作編に行く前に、0.4mm20ターンのテスト結果?をご報告します。
ペラはAPC5.7×3、7.2Vです。
結果から言うと電流値は6Aでもフルスロットルになりませんで、
持っているのが怖くなってそこで止めました。
前回の2A時とは比べ物にならないパワーで、間違いなく150gぐらいは出ていると思われます!
(・・・キッパリ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・たぶん)
かなり、有望である事が確認できました。
これすっごいっすよ!

<今回の一言>
データは確実にうそのないように・・・すみません。

続く・・・・


2003.08.05  テスト準備編 
テスト準備段階として、テストベンチを作ってみました。
以前に製作したものを組み合わせて見ました。
上から
・スピコンPhenix10
・試作モーター
・テストベンチ
・推力計(デジタル計り)
・ワットメーター
・動力用バッテリー(6セル2400ニッカド) 
特に今回はクランプ式電流計ではなくワットメーターを使ったところミソです。
やはり”餅は餅屋”たとえの様に、使ってみると電圧変化と電流変化が同時にわかり、
さすが!と言った感じです。
また、本来はモーター線とスピコンははんだ付けしたほうが良いと思いますが、
いろいろなモーターを試す都合上、スピコンからの線にミノムシクリップ取付けました。
スピコンには受信機をつなげて、送信機からスロットルでパワー調整をします。
これでテスト準備完了です!

ですが・・・テストベンチに載せる前に、モーター自体が動かなければ話になりませんね。
という事で、まず手に持ってテッストしてみることにしました。
第一番目のモーターは、
試作第一号の呪われた?0.5mm15Tのスピコン焼損モーターです。
ペラはAPC5.7×3.
Phenix10スピコンはプログラマブルタイプですが、とりあえず初期設定のままにしておきました。
送信機のレバーを最スローにして、バッテリー接続。
ビープ音がしてスピコン準備OKです。
スロットルを上げていくと・・・オオッ!!回るではないですか!!
感激です、良い感じです。

ですが、フルスロットルにすると止まってしまいます。
どうも設定が上手くあっていないようです。
それでも慎重にワットメーターをにらみながら調整してみると、
2A付近が一番気持ちよく回っています。
手で感じた推力は100g強。
まあ、最初はこんなものでしょうし、一応成功だと思います。

さて、では推力を計ってみようと準備をし始めたとき悲劇は起きました。
動力線の一本が根元から折れました・・・・。
いつも持ち歩いていじっていたツケが来たのでした。
おかげで推力までは測定できませんでした。
とは言うものの準備は整いましたので、いろいろやってみます。
めでたしめでたし!!
・・・・と思っていたところ、フト思い出しました。
まだ、分解編しかUPしていないではないですか!
製作編がまだだったんですね。
という事で、次回は製作編をUpします。
でももう皆さん知っていますよね?
どうしよう・・・・。

<今回の一言>
巻線はデリケートなので扱いは優しくしてください。
出来れば被覆チューブでの覆うのも良いと思います。

続く・・・・


2003.08.01  皆さんの分解方法!
素材セットが到着した皆さんが早速製作に入ったようです。
また、いろいろな分解法方法のご連絡をいただきました。
大変参考になりますのでご紹介致します。はっきり言って素晴らしいです!
HRDさん 早速モーターのひとつを分解してみました。 
貴HPにあるように、ヤスリで削りましたが、
ヤスリを三角ヤスリにし段のところを中心に向かって削ると5分くらいでうまくいきました。
続きはまた明日やります。       
たまやん 私のやり方を以下に書きます。
慣れると1つ改造するのに30分程度になります。

1,モーター部分を土台の鉄基板から外す。
  佐々木さんがやっている方法でもいいのですが、あれだとモータコアから
  スリーブベアリングが抜けてしまうので私は鉄基板裏から真鍮の「つば」
  部分を削り落とす方法でモータを取り出しています。
  真鍮はヤスリで簡単に削れるので削りすぎに注意!(予定時間5分)

2,モータ裏の真鍮部分に付いている鉄のふたを外す。
  真鍮の筒が鉄のふたを包んで抜けない様になっているので真鍮の筒の縁を
  鉄のふたと面一になるまで削り、元付いていた鉄基板のあなに元通りに
  はめ込む。佐々木さんの方法のようなナットかペンチの柄の部分を利用して
  真鍮の筒部分と地面との間に隙間を作りモータ付き鉄基板を設置する。
  プラのフランジの真ん中に有るシャフトだけをドライバの先端等であてがい
  ハンマーで軽く叩くと裏の鉄ふたが抜け落ちます。
  プラ製の「C」リングをシャフトから抜くとシャフトがスリーブから
  抜け出します。(予定時間5分)

3,プラ製のフランジ中心にある鉄のワッシャみたいなヤツを抜く。
  ナット等を利用してフランジを固定しシャフトを裏の方から叩く
  このときシャフト先端に傷を付けると回転に影響が出るので必ず何か
  「かいもの」をして下さい。
  少し抜けてきたら鉄のワッシャをペンチ2つで両側から挟んで折り曲げると
  簡単にシャフトから抜き出せる。ワッシャを外したらシャフトを元の位置
  まで戻す。戻し位置の確認はコアに嵌めてシャフトに付いてる「C」リング
  の溝がスリーブベアリングの面一になるようにする。(予定時間3分)

4,裏ブタを取り付ける。
  モータ裏の部分に外した順番に部品を入れる、まず「C」リングプラ製の
  ワッシャ、紫の丸いシートの順にあなに入れ鉄のふたを元通りに取り付ける。
  ふたを半田で固定する。
  コアの巻き線を張り直したりする。
  最後にシャフトを入れて押しこむと「ぱちっ」といって「C」リングが
  シャフトにかみこんで出来上がり。(2分)

あとその前にコアに巻き線しますがこれが10〜15分ぐらいです。
ケイルさん
CD−ROMモーターの分解は、ボール盤を使用しても分解することができます。

基本的にはこのようにセットし、ボール盤を回転させずに、
レバーを下げるだけです。ちょっと力がいりますが、
かといって勢いをつけてガンとやるのではなく、ジワッと力を入れていったほうが良いと思います。

チャックにかんでいるのは、ただのピアノ線です。CD−ROM
モーターのシャフトは3mmちょうどなので、2.5mm前後の太さが良いと思います。
長さは10cm前後が良いと思います。
チャックの奥に当たるように噛んでください。私は2.6mmの9cmで作りました。

裏にはこのようにカイモノをすると良いでしょう。私は内径が
12mmのワッシャを使いましたが、できれば9.2〜10mmのものが良いと思います。


はずれた裏側の「鉄製のフタ(赤い矢印)」と本体。ナイロンワッシャなども見えます。


この方法を応用すれば、すべての部品を分解できます。

ただ、肝心のシャフトまで抜かれてしまうので、
プッシャーでの使用を考えている人には向かない方法かもしれません。


なお、このレポートを書いた時点では、分解しただけで
組み立ててはいませんので、ガタ無く組み上げられるかの保証はありません。
ご注意ください。


シャフト(京商 FD68 サスシャフトセット 500円)と
ベアリング(ヒロボー 2500-057 BRG 3*6*2.5F ZZ 1200円)は確保済みです。

シャフトですが、一般的に3mmのシャフトといっても、若干細いのが普通です。
これだとガタが出ますので、3.00mmのシャフトを探す必要があります。
たまたま模型屋で売れ残っていた古いパーツに3mmちょうどというのがありました。
しかし、もう手に入れることはできないと思います。


私はプッシャーではなく、トラクタータイプとして組み立てたいと思っています。
うまくいったら、またご報告します。

HRDさん、たまやん、ケイルさん、レポートありがとうございました。
ケイルさんの部品画像はみなさんの参考になりますし、たまやんのレポートは自作方法のすべてですね。
また、。HRDさんは私の方法でもちゃんとしたヤスリを使えば、作業がはかどることを証明してくれました。

そうなると後は、巻線の太さとターン数ですね。
パワーと電流の折り合いをどうつけるか、推力と機体総重量の関係は・・・・
実はこれが一番の課題だと思っています。
先達のたまやんにも他いろいろデータもいただいていますので、順次UP指定していきたいと思っています。
(たまやんは夏の電動機の集いでツイン自作モーターをお披露目していました。)
期待してください!

続く・・・・


2003.07.30  分解編 その1
昨日から素材セットの発送をはじめたこともありまして、自作ブラシレス製作編をスタートしたいと思います。
国内外のHPでも詳しく紹介されていますし、素晴らしい内容を参考にしてください。

素材を確認してください。
上 素材表
下 素材裏

まず、回転部分を取り外す準備からはじめましょう!
裏側の金色の部分が軸受けですが、この中心に鉄製のフタがついていまがこれを外します。

外し方ですが、
・中心をポンチで叩き、歪んで隙間が空いたら・・・とやってみましたがまったく歯が立たず、
 力をこめたら素材自体が歪みました。
 完全に失敗デス!
・次に、金属用ヤスリで削ってみました。
 しかし、削れども削れどもフタは取れません・・・あきらめました。
・そこで、一回目で壊した素材をサンプルに、ドレメル3956−02で思いきって削る事にしました。

さすがリューターです、作業が早い!
で、
出っ張りの”半分”くらい削ったらフタがポロリと取れました。

”自分で考えている切削量より、かなり削り込まないと取れない!”
事がわかりました。

リューターを使えば2分と掛からず、きれいに取れて簡単なのですが、
今回はリューターを持っていない人も考えて、敢えて手作業で挑戦してみました。
前回失敗した(あきらめた)のは、削る量がわからなかったからです

使う道具は、誰にでも、どこでも手に入る事を前提に、100ショップの3本セットの金ヤスリ!
作業自体は簡単!!ひたすら削るだけ!!

以下が作業画像ですが、戦国時代の鍛冶屋にはるかに劣る?この作業内容!!
ホッチキスを台にしました。(ナンでもいいんです!)
まだフタが取れる段階まで半分くらいしか行っていません。
こんなふうにに外周を削っていきます。
撮影のため手に持っていますが、本来はホッチキスの間において削ってます。(下は新聞紙)

ひたすら削る事 ”30分・・・!” やっとフタが取れました!

もういいかなと思ったところで、フタの部分にプラスドライバーを当ててひっぱたいてください。
ポロッととれます。
(力を入れすぎると素材が歪みますので、取れない時はまた削ってください)

結構気合を入れて削って30分掛かりましたので、取れないからといってあきらめないで下さい。

100ショップの金ヤスリでも、必ず取れます(ました)!
キチンとした工具(金ヤスリ)で作業すれば、もっと短時間で取れると思います。
しつこいですが、リューターならあっという間です。

取れた状態が、
 左  100ショップの金ヤスリ
 右上 素材
 右下 フタと紫の押さえ(?)
これです。
作業前と後を較べてrましょう!
 上 作業後
 下 作業前

<今回のまとめ>
削り込んで行くことにかなり心理的にはプレッシャーに感じますが、
今回削った部分は製作にはほとんど影響がありません。
極論を言うと一段目はすべて削っても問題ないと思います。
それぐらいの気持ちでやってください。躊躇してフタは取れません(キッパリ!)

続く・・・・


2003.07.23 暫定UPしました。
この改造モーターの重量は20g、
設定によっては静止推力150gと言う話しも聞いていますので、
LI‐POとの組み合わせで素晴らしい超小型機が出来る可能性を秘めていると思われます。
現状の難点はブラシレススピコンが高価という事ですね。
それでも、
自分で製作したモーターが大空を舞うと考えるとワクワクしませんか?

実は、もう少し煮詰めてからとも思っていましたが、
tsuneさんのHPの”トップページ紹介&製作記事”で
”すっぱ抜かれました(笑)”ので、とりあえず暫定UPします。
詳細は、ボチボチUPしていきますね。
で、とりあえず画像です。
素材です。 分解・巻線してます。
後方から 前方から

〜7/23 現在
ちょっと無謀かと思いましたが、0.5mmPEW線15ターンで巻きなおしました。
ですが、やはり電流が流れすぎたようで、4Aスピコンを焼損してしまいました。
(ちょっと別の原因かも知れませんが・・・?)
とは言うものの、
回転起動は確認できました。
これからいろいろテストして、ご報告していきたいと思っています。